③子ども家庭福祉

●地域における民間協力者(子ども家庭福祉)

1 人権擁護委員

人権擁護委員は,人権擁護委員法に基づいて,人権相談を受けたり人権の考えを広めたりする活動をしている民間の方々です。人権擁護委員は,法務大臣が委嘱した民間の人達で,人権擁護機関を構成する一翼を担っています。
 人権擁護委員制度は,様々な分野の人たちが人権思想を広め,地域の中で人権が侵害されないように配慮して人権を擁護していくことが望ましいという考えから設けられたものです。

2 母子保健推進員

安心して妊娠・出産・育児ができるよう、保健所や市町村の母子保健事業に積極的に協力し、保健所や市町村が行う各種サービスを妊婦や赤ちゃんを持つ母親などの対象者に紹介するなど、行政とのパイプ役として、また身近な相談者としての役割を担うボランティアを全国各地に配置されています。

母子保健推進員は、市町村長が母子保健に熱意を持っている人や家庭に入っている保健婦、助産婦、看護婦など資格を持っている人等、地域の母子保健向上に熱心に取り組んでもらえる人を選んで市町村長が委嘱します。

〇母子保健推進員の主な活動 
・妊産婦訪問・こんにちは赤ちゃん事業(乳児訪問)
・乳幼児健診未受診児などの訪問
・三世代・子育て支援交流会の開催
・乳幼児地区健康相談の開催
・乳幼児健診など母子保健事業への協力
・愛育だよりなどの発行と配布

3 少年警察ボランティア

少年警察ボランティアは少年の補導等の諸活動を通して、 地域ぐるみで少年の非行防止と健全育成を 図ることを目的として活動しています。少年警察ボランティアは、少年の非行防止や健全な育成に欠かせない、大切な存在です。
「地域の少年は、地域で育てる」を基本理念に、警察から委嘱された多くの民間スタッフが都道府県・市町村・学校などと連携してボランティア活動に従事しています。

少年警察ボランティアの代表的な名称は、「少年補導員」、「少年指導委員」、「少年警察協助員」ですが、それ以外の名称で呼ばれる場合もあります。また、少年と年齢が近い大学生等にボランティアを委嘱するようなケースも増えています。

4 少年補導委員

少年補導委員は、警察権限を与えられたものではなく、地域における自主的な活動者です。
青少年の健全育成を目的とした少年補導委員と少年及びその保護者との間に必要なものは、深い愛情と忍耐であり、信頼感です。

少年補導委員は、青少年の健全育成を図り、未然に非行化を防止する目的で、街頭補導・啓発活動・情報収集などの活動を行っています。地域に根ざした「愛の一声運動」などを通じ、子どもの非行化防止・健全育成に努めています。

5 児童委員・主任児童委員

児童委員は、地域の子どもたちが元気に安心して暮らせるように、子どもたちを見守り、子育ての不安や妊娠中の心配ごとなどの相談・支援等を行います。また、一部の児童委員は児童に関することを専門的に担当する「主任児童委員」の指名を受けています。

児童委員・主任児童委員の職務について児童福祉法第17条では下のように規定されています。
〇児童委員

・児童及び妊産婦につき、その生活及び取り巻く環境の状況を適切に把握しておくこと。

・児童及び妊産婦につき、その保護、保健その他福祉に関し、サービスを適切に利用するために必要な情報の提供その他の援助及び指導を行うこと

・児童及び妊産婦に係る社会福祉を目的とする事業を経営する者又は児童の健やかな育成に関する活動を行う者と密接に連携し、その事業又は活動を支援すること

・児童福祉司又は福祉事務所の社会福祉主事の行う職務に協力すること

・児童の健やかな育成に関する気運の醸成に努めること

・その他、必要に応じて、児童及び妊産婦の福祉の増進を図るための活動を行うこと

〇主任児童委員

・児童の福祉に関する機関と区域を担当する児童委員との連絡調整を行うこと

・区域を担当する児童委員の活動に対する援助及び協力を行うこと

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今の時代、多くの人がストレスを抱えて生きていると思います。 私も成長期の家族からの暴力や虐待に30年以上たった今でもトラウマを残し、生きづらさを抱えて生きてきました。 でも、人はみんな幸せに生きる権利があります。今の人生がつらい過去の上にあるとしても、そして、自分を取り巻く状況が厳しいものであっても、人の心や幸せの意味を考えてみんなに幸せになってもらいたいと思います。 最近、保育の勉強に興味をもちました。学んでいると、まるで自分を育てなおしているような気持になります。学んだことをブログにもまとめていますので興味のある方は是非ごらんください。育児中の方などにもお勧めです。