③子ども家庭福祉

●地域子ども・子育て支援事業(子ども家庭福祉)

地域子ども・子育て支援事業とは、市町村子ども・子育て支援事業計画に従って行われる事業です。市町村が地域の実情に応じて実施していて、主な事業には下のようなものがあります。

1 利用者支援事業

子育て家庭や妊産婦が、教育・保育施設や地域子ども・子育て支援事業、保健・医療・福祉等の関係機関を円滑に利用できるように、身近な場所での相談や情報提供、助言等必要な支援を行うとともに、関係機関との連絡調整、連携・協働の体制づくりを等を行うものです。

【利用者支援】
地域子育て支援拠点等の身近な場所で、
○子育て家庭等から日常的に相談を受け、個別のニーズ等を把握
○子育て支援に関する情報の収集・提供
○子育て支援事業や保育所等の利用に当たっての助言・支援
→当事者の目線に立った、寄り添い型の支援

【地域連携】
○より効果的に利用者が必要とする支援につながるよう、地域の関係機関との連絡調整、連携・協働の体制づくり
○地域に展開する子育て支援資源の育成
○地域で必要な社会資源の開発等→地域における、子育て支援のネットワークに基づく支援

2 地域子育て支援拠点事業

子育て家庭の核家族化や、地域とのつながりの希薄化による子育て家庭の孤立感、不安感、負担感などに対応するために、公共施設や保育所など地域の身近な場所で実施される事業です。

【4つの基本事業】

①子育て親子の交流の場の提供と交流の促進
②子育て等に関する相談、援助の実施
③地域の子育て関連情報の提供
④子育て及び子育て支援に関する講習等の実施

○更なる展開として
・地域の子育て支援活動の展開を図るための取組(一時預かり等)
・地域に出向き、出張ひろばを開設
・高齢者等の多様な世代との交流、伝統文化や習慣・行事の実施 等

3 妊婦健康診査

必要に応じて妊産婦に対して健康診査を行います。

4 乳児家庭全戸訪問事業

生後4か月までの乳児のいるすべての家庭を訪問して、子育て支援に関する情報提供や養育環境等の把握を行う事業です

5 養育支援訪問事業

養育支援が特に必要であると判断した家庭に対し、保健師・助産師・保育士等がその居宅を訪問し、養育に関する指導、助言等を行うことにより、当該家庭の適切な養育の実施を確保することを目的としています。

この事業の対象者は、乳児家庭全戸訪問事業の実施結果や母子保健事業、妊娠・出産・育児期に養育支援を特に必要とする家庭に係る保健医療の連携体制に基づく情報提供及び関係機関からの連絡・通告等により把握され、養育支援が特に必要であって、本事業による支援が必要と認められる家庭の児童及びその養育者としています。具体的には、例えば以下の家庭が考えられます。

① 若年の妊婦及び妊婦健康診査未受診や望まない妊娠等の妊娠期からの継続的な支援を特に必要とする家庭

②出産後間もない時期(おおむね1年程度)の養育者が、育児ストレス、産後うつ状態、育児ノイローゼ等の問題によって、子育てに対して強い不安や孤立感等を抱える家庭

③ 食事、衣服、生活環境等について、不適切な養育状態にある家庭など、虐待のおそれやそのリスクを抱え、特に支援が必要と認められる家庭

④ 児童養護施設等の退所又は里親委託の終了により、児童が復帰した後の家庭

6 子育て短期支援事業

保護者のかたの入院や通院、出張や冠婚葬祭などにより、一時的に家庭でお子さんを養育できなくなった場合等に、児童養護施設等で一時的にお子さんをお預かりする事業です。

【対象者】
次の事由に該当する家庭の子ども又は母子等
・子どもの保護者の疾病
・育児不安、育児疲れなど身体上又は精神上の事由
・出産、看護、事故など家庭養育上の事由
・冠婚葬祭、出張や公的行事への参加など社会的な事由
・経済的問題等により緊急一時的に母子保護が必要な場合

7 子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)

子育て援助活動支援事業(ファミリー・サポート・センター事業)は、乳幼児や小学生等の児童を有する子育て中の労働者や主婦等を会員として、児童の預かりの援助を受けることを希望する者と当該援助を行うことを希望する者との相互援助活動に関する連絡、調整を行うものです。

【相互援助活動の例】
・保育施設等までの送迎を行う。
・保育施設の開始前や終了後又は学校の放課後、子どもを預かる。
・保護者の病気や急用等の場合に子どもを預かる。
・冠婚葬祭や他の子どもの学校行事の際、子どもを預かる。
・買い物等外出の際、子どもを預かる。
・病児・病後児の預かり、早朝・夜間等の緊急預かり対応

8 一時預かり事業

家庭において保育を受けることが一時的に困難となった乳幼児を認定こども園・幼稚園・保育所等で一時的に預かる事業です。

9 延長保育事業

延長保育とは、主に0歳~6歳児の保育施設の定時の預かり時間よりも、延長して保育を行うことをいいます。

また、通常の保育時間の延長だけでなく、保育時間の開始前の朝に預かる時間を「延長保育」または「早朝保育」と呼びます。

延長保育は仕事などを理由に希望する保護者の方が多く、子育て世代を支えるうえで保育園や幼稚園で重要な役割を担っています。

10 病児保育事業

保護者の勤務などで、子どもが病気の際に自宅での保育が困難な場合に、医療機関等で病気の子どもを一時的に保育することで、安心して子育てができる環境を整備し、児童福祉の向上を図ることを目的としています。下のような対応型の事業があります。

(1)病児対応型・病後児対応型
地域の病児・病後児について、病院・保育所等に付設された専用スペース等において看護師等が一時的に保育する事業。

(2)体調不良児対応型
保育中の体調不良児について、一時的に預かるほか、保育所入所児に対する保健的な対応や地域の子育て家庭や妊産婦等に対する相談支援を実施する事業。

(3)非施設型(訪問型)
地域の病児・病後児について、看護師等が保護者の自宅へ訪問し、一時的に保育する事業。

11 放課後児童健全育成事業(放課後児童クラブ)

共働き家庭など留守家庭の小学校に就学している児童に対して、学校の余裕教室や児童館、公民館などで、放課後等に適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図ります。

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今の時代、多くの人がストレスを抱えて生きていると思います。 私も成長期の家族からの暴力や虐待に30年以上たった今でもトラウマを残し、生きづらさを抱えて生きてきました。 でも、人はみんな幸せに生きる権利があります。今の人生がつらい過去の上にあるとしても、そして、自分を取り巻く状況が厳しいものであっても、人の心や幸せの意味を考えてみんなに幸せになってもらいたいと思います。 最近、保育の勉強に興味をもちました。学んでいると、まるで自分を育てなおしているような気持になります。学んだことをブログにもまとめていますので興味のある方は是非ごらんください。育児中の方などにもお勧めです。