②保育原理

●保育所保育指針 制度の位置づけ(保育原理)

1 保育所保育指針 法的根拠

保育所保育指針は、保育所における保育の内容に関する事項及びこれに関連する運営に関する事項を定めるもので、日本の保育所運営の基準となるものです。「児童福祉施設の設備及び運営に関する基準」35条の規定に基づいて定められています。保育所における保育は、用語及び教育を一体的に行うことを特性とし、その内容については厚生労働大臣が定める指針に従うことになっています。

2保育所保育指針の告示化

保育所保育指針は2008年の改定により、それまでの児童家庭局の局長通知から、厚生労働大臣による告示になりました。これにより、国として保育所の基準を保証する姿勢が明確に打ち出されるとともに法的拘束力を持つことになります。
保育所保育指針は、保育所での保育内容や運営について基本的なことが定められたものです。保育所ではそれぞれが掲げる理念に基づいて保育を行なっていますが、子どもたち全員のことを考慮すると一定の水準が必要になります。全国の保育所が共通して取り組むアウトラインとして使われるのが保育所保育指針です。

保育所保育指針は、厚生労働大臣の告示化によって、かつてより内容が大幅にスリム化されました。それぞれの保育所が守らなければならない基本原則だけを示して、あとは規定を緩やかにし、保育所が独自性や地域性を考慮した運営ができるように配慮されています。

3 保育所保育指針の位置づけ

2018年のにスタートした保育所保育指針の改定内容では、「幼保連携型認定こども園」や「幼稚園」と並んで、保育所を幼児教育を行なう役割を持つ施設としています。また、整合性を図るため、「幼稚園教育要領」と「幼保連携型認定こども園教育・保育要領」も改訂されました。
そして、「幼児期の終わりまでに育っていてほしい10の姿」を明確にすることで、保育計画の作成・実行・評価を求めています。「幼児期の終わり」というのは5歳の終わりごろで、つまり小学校就学時の具体的な姿を示したものです。3つの幼児教育機関(保育園、幼稚園、幼保連携型認定こども園)と小学校の間で共有されることになった内容でもあります。これをふまえた指導の重要性が明記されたことで、幼児期と小学校以上の教育の連続性や一貫性が明確になりました。

★幼児期の終わりまでに育っていてほしい10の姿

・健康な心と体
・自立心
・協同性
・道徳性・規範意識の芽生え
・社会生活との関わり
・思考力の芽生え
・自然との関わり・生命尊重
・数量や図形、標識や文字などへの関心・感覚
・言葉による伝え合い
・豊かな感性と表現

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今の時代、多くの人がストレスを抱えて生きていると思います。 私も成長期の家族からの暴力や虐待に30年以上たった今でもトラウマを残し、生きづらさを抱えて生きてきました。 でも、人はみんな幸せに生きる権利があります。今の人生がつらい過去の上にあるとしても、そして、自分を取り巻く状況が厳しいものであっても、人の心や幸せの意味を考えてみんなに幸せになってもらいたいと思います。 最近、保育の勉強に興味をもちました。学んでいると、まるで自分を育てなおしているような気持になります。学んだことをブログにもまとめていますので興味のある方は是非ごらんください。育児中の方などにもお勧めです。