①保育の心理学

●発達の特徴と発達過程に応じた保育実践(保育の心理学)

1 乳児保育

乳児保育では、①健やかにのびのびと育つ②身近な人と気持ちが通じ合う③身近なものと関わり完成を育てる、の3つを重視し発達の特徴をふまえた保育を実践します。

〇乳児期の特徴

・五感を通じて環境を認知し始める
・首がすわり、自分の意思で体を動かすことができるようになる。
・手を使うようになる
・離乳する
・探索活動を始める
・泣き、笑い、喃語などで表現し始める
・養育者との基本的信頼関係や愛着関係が形成され始める
・指さし、身振り、手振り、言葉によってコミュニケーションがとれるようになる
・人見知りしだす

〇乳児期の保育実践

・子どものいろいろな欲求表現を大人が愛情と応答的なかかわりで受容し、信頼関係を構築する。
・生活や遊びの充実をはかり、安全で安心に配慮する。

2 1歳以上から3歳未満児の保育

1歳以上3歳未満の子どもの保育では、上の乳児保育の①~③の視点に連続する、次の5領域(①健康②人間関係③環境④言葉⑤表現)に関わる保育を総合的に行います。

〇1歳以上から3歳未満児の特徴

・基本的な運動機能が発達してくる。歩く、走る、跳ぶなどが可能になる
・身の回りのことを自分でやりたがる。
・言葉の理解が進み、片言を発するようになり、自分の欲求を言葉でつたえようとする
・象徴機能が発達し、簡単なごっこ遊びをするようになる。
・友達との関りが増える
・自己主張が強くなる

〇1歳以上から3歳未満児への保育実践

・急成長が見られるが、それぞれ個人差があることを考慮して保育を行う。
・家庭環境など、保育所以外での生活経験による発達の違いがあることを考慮する。
・自己主張や自分でしたいという欲求を受け止めながら見守り援助をする。
・大人との関係から子ども同士の関係へ、人間関係を広める時期であることを考慮する。

3 3歳以上児の保育

3歳児以上の保育では上の、1歳以上3歳未満の子どもの保育における5領域(①健康②人間関係③環境④言葉⑤表現)にかかわる保育内容を総合的に展開し、個の成長と集団としての活動の充実をはかります。

〇3歳以上児の特徴

・基本的な身体動作ができるようになり、全身を使って遊ぶことができるようになる。
・基本的生活習慣が身に付くことで、一日の生活の流れを見通すことができる。
・言葉を通して友達とやり取りをすることができる。
・まわりの環境との関りから、物の特性を理解し、思考力や認識力が高まってくる。
・自我が目覚め、友達と自己主張をぶつけ合い葛藤することがある。
・仲間と役割分担し、協働して取り組むことができるようになる。
・自分だけでなく友達の気持ちも考えながら協力して、やり遂げることに達成感を得るようになる。
・いろいろな成功体験から自身がつき、自己肯定感が生まれる。

〇3歳以上児への保育実践

・それぞれの自我を見守りながら、集団としての成長を促す援助が大切。
・基本的な生活習慣は確率しはじめるが、それぞれの個人かに応じた援助が必要。
・入園や進級の時はそれぞれの状態に配慮した援助が必要。
・仲間を意識した集団の活動を増やし、遊びや生活環境や状況の変化に対する配慮が必要。

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今の時代、多くの人がストレスを抱えて生きていると思います。 私も成長期の家族からの暴力や虐待に30年以上たった今でもトラウマを残し、生きづらさを抱えて生きてきました。 でも、人はみんな幸せに生きる権利があります。今の人生がつらい過去の上にあるとしても、そして、自分を取り巻く状況が厳しいものであっても、人の心や幸せの意味を考えてみんなに幸せになってもらいたいと思います。 最近、保育の勉強に興味をもちました。学んでいると、まるで自分を育てなおしているような気持になります。学んだことをブログにもまとめていますので興味のある方は是非ごらんください。育児中の方などにもお勧めです。