①保育の心理学

●発達のアセスメント 観察法・面接法(保育の心理学)

1 発達のアセスメントについて

発達のアセスメントとは、子どもの発達を把握するために行われる、評価・査定のことです。「診断」という言葉と似たイメージがありますが、「診断」というのが、病院などで行われる医療行為で、検査して診断名をつけて治療するものであるのに対し、「アセスメント」は子どもの観察法や面接法などで評価し、将来の見通しをたてて、支援の方法を考えることに重点を置かれます。

2 自然的観察法

子どもに人為的な統制を加えずに、ありのままの状態の中で観察を行い特徴を評価するという、一番基本的な観察方法です。イギリスの自然科学者ダーウィンが自分の子どもを対象に行った発達の記述などもこの自然観察法にあたります。また、観察する人が子どものいる場所に行って、遊びや学んでいるところに参加して観察することを「参与観察」といいます。

3 実験的観察法

普段の日常生活の中では起こりにくい場面や状況などを人工的に設定して、その中で子どもの反応などを観察する方法です。一般的に「実験」といわれ、仮説を検証するために行います。

例えば、アメリカの心理学者エインズワースが行った、親子の愛着の質を調べるための実験法、ストレンジ・シチュエーション法では、知らない他人との対面や母親との分離・再会などの3つの場面を設定して、それぞれの場面での子どもの反応を観察することで愛着に関する仮定を検証するなどの実験があります。

4 面接法

面接法とは、子どもなどの被験者と直接面接して、主に言語的なコミュニケーションを使い発達を評価したり、言動の変化を観察するものです。

面接法は目的によって、①情報収集のためのインタビュー②心理的援助のためのカウンセリング、の2つに分けられます。

児童が対象の場合は、同じ場所で遊びながら、子どもの内面を理解していく「遊戯療法」があり、この場合は発達の評価と心理的援助の両方を兼ねます。これは言語でなく遊戯を媒介とした心理療法で、言語表現が苦手な児童を対象に行われることが多いです。

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今の時代、多くの人がストレスを抱えて生きていると思います。 私も成長期の家族からの暴力や虐待に30年以上たった今でもトラウマを残し、生きづらさを抱えて生きてきました。 でも、人はみんな幸せに生きる権利があります。今の人生がつらい過去の上にあるとしても、そして、自分を取り巻く状況が厳しいものであっても、人の心や幸せの意味を考えてみんなに幸せになってもらいたいと思います。 最近、保育の勉強に興味をもちました。学んでいると、まるで自分を育てなおしているような気持になります。学んだことをブログにもまとめていますので興味のある方は是非ごらんください。育児中の方などにもお勧めです。