◎保育の勉強

●成人期の発達

1 成人前期の発達課題(保育の心理学)

成人期前期とは22歳~30歳ごろといわれています。この時期の発達課題は「親密性」です。

成人期は成人として責任のある社会との関係が本格的になる時期です。この時期はアイデンティティを持ったまま、他人との間に親密な関係性を気付くことになり「親密性」が課題となります。

いろいろな生活シーンにおいて、親密な関係性を築き、責任のある社会人としての振る舞いやライフスタイルを確立していくことが期待される時期ですが、アイデンティティの確率が未熟な場合は人との、親密なかかわりを避けて、社会的に孤立してしまうこともあります。

2 成人期の発達課題

成人期とは30歳~65歳ごろで、発達課題は「生殖性(世代性)」です。

成人期には次の世代、後進を守り育てるという課題を持っています。成人期は社会人としては、組織などで働く人として後輩や部下に指導したり、結婚して家庭を持つことで配偶者を守り、子どもを育てたりすることで、職場や家庭で責任の範囲が自分だけではなく、自分と関わる多くの関係に及ぶことになります。

この段階で、自分のことだけに集中して、仕事などで後輩を育成をせず子育てもしないなど、周りとの関りや配慮が無い場合、世界がだんだん狭まっていき停滞することになります。

3 中年期の危機

・レビンソンの考え

レビンソンは成人期の成人男性の発達段階を①成人前期②成人期中期(中年期)③成人期後期(老年期)の3つに分類しました。ここでいう中年期は40歳~60歳くらいをいいます。

レビンソンは成人期前期から中年期にかけては、安定した生活構造をつくる時期と、生活構造が変化する過渡期が交互に現れると考えました。

中年期になると、体力的にも衰えてきて、精神的にも先が見えてくるといった否定的変化によって、だんだん自分自身の有限性を自覚するようになります。そして、また「自分はこれでよかったのか」というアイデンティティの葛藤が訪れることがあります。

・ユングの考え

スイスの精神学者、分析心理学者のユングは38歳の時に葛藤し、フロイトのもとを離れてユング独自の心理学療法論を効率しました。

ユングは中年期を「人生の午後」と定義し、それまで家庭や所属する組織に対して自分が築いてきたものを見つめなおし、本来の内的欲求や自分自身を発達させていく「個性化」の時期と考えました。

中年期の葛藤では、自分の進んできた道のりを振り返り、再び自分のアイデンティティを再構築していきます。

〇 お勉強の感想

今、わたしは成人期であり、中年期であり「人生の午後」を過ごしています。
でも、成長段階の大事な時期(児童期、青年期)に虐待によってつぶされてしまったのでアイデンティティが未熟なままこの時期を迎えてしまいました。それでも、なんとか次の世代を守りはぐくむことは出来ているかなと思います。
児童期、青年期の発達をやり直すことを意識しながら成人期を充実させていきたいです。

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今の時代、多くの人がストレスを抱えて生きていると思います。 私も成長期の家族からの暴力や虐待に30年以上たった今でもトラウマを残し、生きづらさを抱えて生きてきました。 でも、人はみんな幸せに生きる権利があります。今の人生がつらい過去の上にあるとしても、そして、自分を取り巻く状況が厳しいものであっても、人の心や幸せの意味を考えてみんなに幸せになってもらいたいと思います。 最近、保育の勉強に興味をもちました。学んでいると、まるで自分を育てなおしているような気持になります。学んだことをブログにもまとめていますので興味のある方は是非ごらんください。育児中の方などにもお勧めです。