◎保育の勉強

●乳児期の発達(保育の心理学)

1 乳児期の発達の特徴

人間の赤ちゃんは生まれて1年くらいの間の乳児期で、すごく成長しびっくりするくらいの発達をします。体重は生まれた当時の3倍くらいに増え、身長も生まれた時から1.5倍くらい伸びます。

新生児の時に見られた原始反射はほとんど消えてなくなり、その代わり、生後4か月くらいにいは、それまでグラグラしていた首がすわり、生後半年から1歳くらいにかけては、座る→這う→つかまり立ち→立つなどの姿勢制御ができるようになります。そして1歳3か月くらいには歩き始めます。

また、1歳くらいになると、クーイングや喃語などを話すようになり、そうしているうちに意味のある言葉を話し始めるようになります。

2 乳児期の赤ちゃんが考えていることの特徴

乳児期の赤ちゃんが見えている正解を認識するうえで大切なのが、物の性質を理解しているかどうかです。物の性質には下のとおり3つの理解の種類があります。

永続性の理解……物が見えなくても(隠れていても)そこに存在することが理解できること

恒常性の理解……見る距離や角度が違う時でも、その物の大きさや形が同じであることとして認識できること。

同一性の理解……物は一度に一つの場所にだけ存在すると理解できること。

スイスの発達心理学者ピアジェによると、乳児期の赤ちゃんの考え方の特徴は、上の3つのうちで、物の「永続性の理解」ができていないところのあるそうです。乳児は、対象となる物や人が隠されると、探すことができなくなるため、乳児には目の前にある物だけが存在し、隠されたものや人がそこに存在し続けていることが理解できないと考えました。

この時期の赤ちゃんが、「いないいないばぁ」にびっくりしたり、喜んだりするものこの特徴からといわれています。

ピアジェは、乳児期の赤ちゃんに「永続性の理解」ができるようになるのは、生後8か月くらいと考えましたが、最近の研究ではもっと早い時期から理解していることがわかってきているようです。

3 乳児期の発達課題

アメリカの発達心理学者エリクソンのライフサイクルにおける発達段階での乳児期は生まれてから1歳ごろまでをいいます。

この時期の発達課題は「基本的信頼感も獲得」です。乳児期の赤ちゃんは、養育者に頼らなければ生きていけないので、乳児期の赤ちゃんにとって養育者は自分を取り巻く世界のすべてです。

乳児期の赤ちゃんは養育者との関係やその環境を感覚的に信じられない状況が起きても、養育者に育ててもらうことでそれを乗り越えて信頼関係を築き、乳児は人として生きるための強さや希望を身につけることができます。そして基本的信頼感を得ることができるのです。

●お勉強の感想

どんなに小さい赤ちゃんでも、大きく成長をした大人でも、取り巻く人や環境との信頼感というのは大切だとおもいました。そして、信頼感を得ると次の成長や進化も伸びていくものなのだと改めて感じました。

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今の時代、多くの人がストレスを抱えて生きていると思います。 私も成長期の家族からの暴力や虐待に30年以上たった今でもトラウマを残し、生きづらさを抱えて生きてきました。 でも、人はみんな幸せに生きる権利があります。今の人生がつらい過去の上にあるとしても、そして、自分を取り巻く状況が厳しいものであっても、人の心や幸せの意味を考えてみんなに幸せになってもらいたいと思います。 最近、保育の勉強に興味をもちました。学んでいると、まるで自分を育てなおしているような気持になります。学んだことをブログにもまとめていますので興味のある方は是非ごらんください。育児中の方などにもお勧めです。