◎保育の勉強

●子どもの社会性の発達(保育の心理学)

〇生理的微笑と社会的微笑そして…人見知り

生まれて間もなく赤ちゃんは人の声や顔に反応をします。目の前で大人が舌を出したりすると真似することもあります。共鳴動作や原初模倣ともいい、赤ちゃんは意識して表情をつくっているのではありませんが、人間関係のやり取りの基礎となるものです。

生まれたばかりの赤ちゃんのほほえみは感情のあるものではなく、生理的な反応として始まります。これは生理的微笑といいます。これが3か月くらい経つとあやしてくれる人に向けたものになります(3か月微笑)。そしてだんだんお母さんなど、特定の対象に笑うようになります。このように周りからの影響によって生じる社会的な意味を持ったほほえみが社会的微笑です。

誰にでも愛想よく笑っていた赤ちゃんが、8か月ごろになると知らない人を怖がったり、不安を表したりすることがあります。これが人見知りよ言われているもので、乳児が個人の違いを認識しお母さんなど、養育者との間に特別な関係が築かれた証拠になります。この関係が愛着関係といいます。

〇エントレインメント

生まれたばかりの赤ちゃんとお母さんの間には特別な相互作用があります。お母さんなどの養育者の呼びかけに対して、赤ちゃんは頭や体を動かし、養育者はそれに合わせて呼びかけを続けます。これをエントレインメントといいます。

〇共同注視

8か月くらいになると赤ちゃんは他人の視線を負い自分も同じものを見たり、自分が興味のあるものに指をさしたり注視したりして、ほかの人にも意識を共有させようとします。自分とほかの人が同じものを同時に見て、意識を共有していることを感じることを、共同注視(共同注意)といいます。

〇社会的参照

1歳くらいの赤ちゃんは何かをしようかなと迷ったとき、お母さんが不安そうにしていたり心配そうなそぶりを見せると、挑戦することを辞めることがあります。自分に経験が無いことなどは、お母さんの表情を判断材料にして行動をきめているのです。

判断に迷った赤ちゃんが他人の表情や態度などを手掛かりにするようになることを、社会的参照といいます。

〇心の理論

乳幼児は2歳くらいになると自己主張が始まり、子どもたち同士の間でいろいろな衝突が起きて、喧嘩になることもあります。この時期の子どもはまだ自分の考えと他人の考えが違うということがわからないので「相手の気持ちになって考える」ことができないのです。このような「相手の気持ち」を推測するために必要な能力を「心の理論」といいます。

【お勉強の感想】

社会的発達は認知の発達や愛着の発達がとても深く絡んでいるものだと思いました。すべての人間関係の基礎になっていると思います。特に心の理論は大人になってからは意識的に大切にしたいと思いました。そして、心の理論を持たない人とのかかわりも、傷つくことなく「この人は成長が止まってしまっているのだな」と思って軽く流すことで、自分のストレスが軽減されると思いました。

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今の時代、多くの人がストレスを抱えて生きていると思います。 私も成長期の家族からの暴力や虐待に30年以上たった今でもトラウマを残し、生きづらさを抱えて生きてきました。 でも、人はみんな幸せに生きる権利があります。今の人生がつらい過去の上にあるとしても、そして、自分を取り巻く状況が厳しいものであっても、人の心や幸せの意味を考えてみんなに幸せになってもらいたいと思います。 最近、保育の勉強に興味をもちました。学んでいると、まるで自分を育てなおしているような気持になります。学んだことをブログにもまとめていますので興味のある方は是非ごらんください。育児中の方などにもお勧めです。