◎職場のストレス~サイコなマウンティング女子編~

.サイコなマウンティング女子の恋愛(本人エピソードより)

大学の研究室で働いている、サイコパスなマウンティング女子のウシロダさん(仮名:37歳)は常に自分がどれだけ素晴らしい人間かということを表現したがります。人に仕事のことやプライベートを質問し、その返答に対して上から目線で見下したように指摘し、そこに自分のエピソードをのせて、自分が相手と比べてどれほど素晴らしいかを、大きな身振り手振りを交えて主張します。その内容は、嘘が多いので、かなりぶっ飛んでいて、話のつじつまが合わず不自然ですが、そこを本人に突っこんではいけません。彼女の主張に少しでも否定的な言葉を返せば、話をすり替えて大きな攻撃を受けることになります。

今日は、ウシロダさんが主張する彼女の恋愛について紹介します。相手にしている同僚たちはたまったもんではないという感じですが、はたから見ていると、必死で嘘をついて見栄を張り、自分が女性としてどんなに素晴らしいか訴えているウシロダさんに、哀れみさえ感じます。ウシロダさんの恋愛エピソードは彼女自身の中でも常に更新されているようで、支離滅裂なものがありますが、私たちがウシロダさんから直接披露されているお話をありのままに紹介します。ちなみに私はウシロダさんと知り合って約8年になりますが、ずっとこの状態を目の当たりにしています。

『わたし~医者としか付き合ったことないんですぅ~』

ウシロダさん(仮名:当時29歳)は、初めて会う人には、自己紹介に必ずこの言葉を言っていました。

また、ウシロダさんが職場の同僚Fさんをつかまえてこんな話をしていました。

『え~Fさんの旦那さんサラリーマンなんですかぁ~。サラリーマンなんて貧乏で大変じゃないですかぁ?私、医者としか付き合ったことないんです~。だから貧乏な人と結婚する人の気持ちってよくわからないんですよね~』

『彼が実家の病院を継ぐから、私にも医者になってくれって懇願されてて~、わたし、大学の医学部の編入試験をうけるんです~だから来年は私もういませんよ~私も医者になるんですぅ』

『彼がどうしても結婚したいから、付いてきてほしいって言われているけど、私は田舎嫌なんです~。地域医療なんて興味ないし。。。』

『もう、彼の実家、兄弟みんな医者で、欲が深いからいろいろ巻き込まれちゃって、別れたいんですけど彼が私を離してくれないんです~』

『彼、私が毎日電話しないと、やきもち焼いてすねちゃって手が付けられなくて困るんですよね~』

彼のことを話すたびに、ウシロダさんは必ず、『あっ、私が言ってたって、絶対言わないでくださいね~。私、ここにいる人にしか言っていないから、もし誰かがしゃべれば、その人は口が軽いってばれますよ!」と念入りに口止めをします。そう言って、研究室スタッフみんなに話しているのです。

ここで、ウシロダさんが言っている『彼』というのは、同じ研究室で研究をしている医師の石山先生(仮名:当時33歳)です。ウシロダさんも石山先生もいい感じの年ですし、見た目は美男美女でお似合いのような気もするし、ウシロダさんの話だけを聞いていると、近々本当に結婚でもするのかと思っていました。私がウシロダさんに石山先生と付き合っていると聞いてから1年後、石山先生は研究を終えて実家の病院に戻っていきました。そろそろ結婚でもするのかなと思っていた時、ウシロダさんが、『彼はマザコンで面倒な性格だから、こっちから別れたの』と周りに言うようになりました。

後で、石山先生の同僚の医師や、秘書から聞いた話ですが、石山先生はウシロダさんとは付き合ってもいなかったそうです。勝手に付き合っていることにされていて迷惑だったと困っていたそうです。ウシロダさんののろけ話は架空のものでした。それから数年後、石山先生は他の女性と幸せにご結婚されたそうです。

美男美女しか入会できないマッチングアプリで・・・。

長い間、同じ研究室の石山先生と架空の恋愛を主張していたウシロダさんは、石山先生から完全に拒否をされた後、美男美女しか入会できないマッチングアプリに登録をしたと語り始めました。このマッチングアプリは、顔写真の審査があり、すごい美人じゃないと審査に通過しないとウシロダさんが説明していました。写真審査の通過率20%だそうです。ウシロダさんはその審査に通過し、イギリス人のマイケルというイケメン男性と付き合うことになり、メールのやり取りを始めたと、毎日、一日に何回も彼から来たメールを声を出して読み上げ、周知していました。

『やっぱり男は見た目ですよね~』

『イケメン以外と付き合う人の気が知れない!そんなの人生終わってる』

『イケメンと付き合えるのは美人の特権ですよね~』

『かわいそうだけど、私にはブスの人達の気持ちは分かりません。ブスは、愛想よくするしかないんですよね~』

毎日、こんなことを言っていましたが、ある日突然、イケメンの話もマイケルの話もしなくなりました。連絡がこなくなったようでした。。。

サッカーの日本代表選手に告白されたんです!

次にウシロダさんが彼氏として、主張した人は、有名なサッカー選手でした。職場のKさんに相談っぽく次のように言いました。

『Kさんて、○○県●●市の出身ですよね?実は私の最近知り合った人がそこの出身なんです。彼は▲▲高校の出身なんです。告白されて付き合おうか悩んでいるんです。実は彼、サッカーのU選手なんです!』U選手は当時海外のチームに移籍した、超有名なサッカー選手でした。そんな人とどうやって知り合い付き合うことになるのかと不思議に思っていたのですが・・・。数日後のネットニュースのトップに大見出しで、【サッカーU選手、高校時代の同級生と結婚!】という記事が上がっていました。もちろんU選手のご結婚のお相手はウシロダさんではありませんでした。

私、今妊活中なんです!

こうして、ご自分の数々の架空のモテ武勇伝を一生懸命語り続けてきたウシロダさんですが、私が彼女の語る(架空の)恋愛遍歴を聞き始めて8年がたちました。いつも、初めは嘘の自慢話に始まり、その嘘をさらに嘘で盛り上げ、都合が悪い状態になると、言い訳どころか全くその話がなくなり、次の嘘が始まる、ということの繰り返しです。これは、恋愛編としてのサイコパス女子のエピソードですが、恋愛以外にも全てにおいてこの状態です。仕事においても大迷惑ですが、仕事以外の時間、プライベートの時間は完全に距離がおけるのが救いです。

ウシロダさんは、前の嘘の恋愛話を完全にリセットし、次の嘘にかかりました、今度は『わたし、今妊活中なんです!彼氏とは子供が出来たら結婚しようということになっていて、なんとか今年中には子供を作りたいんです』

『彼は有名な格闘技の選手なので、後援会の許可とかがないと、勝手に結婚が許されないんです。だから、二人で一生懸命に考えて子供を作ることにしたんです。』

『私の実家は、ちょっとすごい実家で、タニマチとかになっていて、そこで後援会の方を通じて付き合ってほしいと交際を申し込まれたんです。』

『彼は私より9歳年下なので甘えん坊なんです。私おじさんは無理だし』

『もう婚約しているんですけど、彼のいる業界は制約が厳しいから準備がややこしいんです。週刊誌に撮られないように気を付けているんです。すごく有名な選手だから名前は記者発表まで言えないんです。』

毎日こういう話を繰り返すのですが、嘘が多いので、彼女が話すたびに、設定がたびたび変わります。が、この有名な格闘家と付き合っているという話を始めて、かれこれ5年になります。そして、毎年のことですが、今年も、「今年彼との結婚がきまっているんです」と主張します。そして、彼がどんなに稼いでいて、自分がセレブ妻になると豪語し、大学病院の医者たちのことさえも、低収入と見下し馬鹿にしています。きっと、この格闘家のほかの女性との婚約発表が報道されるまで、こんな話を続けるのでしょう。

サイコパスな、マウンティング女子のウシロダさん、嘘ばかりつき続けて、あっという間に時が流れ、ただの痛いアラフォーになっていることに自分だけは気が付けないのでしょう。恋愛の件なんて氷山の一角です。すべてのことに嘘をつき続けている人は、人を傷つけて自分はいい気分でいるかもしれませんが、自分自身が本当に情けない人間に成り下がっていることを自覚できません。だからと言って、こういう人とかかわってしまうと、かかわった人の人生が狂わされてしまいます。私は、彼女のことを、同じ職場で少し距離を置きながら見守り、彼女の行く末を見届けようと思います。



今の時代、多くの人がストレスを抱えて生きていると思います。 私も成長期の家族からの暴力や虐待に30年以上たった今でもトラウマを残し、生きづらさを抱えて生きてきました。 でも、人はみんな幸せに生きる権利があります。今の人生がつらい過去の上にあるとしても、そして、自分を取り巻く状況が厳しいものであっても、人の心や幸せの意味を考えてみんなに幸せになってもらいたいと思います。 いろいろあっても、工夫して、自分を癒し、人を癒し、明るい未来に向かいたいです。